今回は選手時代の評伝。長嶋茂雄さんがスランプのときは夜2時ごろまで自宅で練習していたなんて知らなかった。
天才の人だと思っていた。何せ長嶋さんは勝負強かった。まああまり記憶はないのだが。
王貞治さんは、中継が多くなった時代で、選手時代の晩年近くでも40本以上のホームランを放った。
引退の時期は普通の選手なら記録できる成績だったと思うのだが、
自分で納得できなかったのか、引退してしまった。
長嶋、王、二人が巨人にいた時代は、巨人は外人選手を採ることはなかった。
必要なかったからだが、自分は中日ファンなのでうらやましく思った。
長嶋さんが引退した年、中日は二十年ぶりにリーグ優勝し、
あの長嶋選手の引退試合は、中日戦で、その日は中日が優勝パレードをした日であり、
巨人戦には二軍選手が出場した。
その日、中日で長嶋さんに花束を渡したのは、当時まだ二軍が主だった大島康徳さんだった。
自分はたまたま中日の優勝パレードコース周辺だった自分のいる会社のビルの窓から、紙ふぶきを撒いていた。
その後は、山本浩二さんやら衣笠祥雄さんやら、掛布雅之、江川卓、メジャーへ行ってしまった松阪大輔。
スターは出たけど、王、長嶋にはもちろん及ばないなー。
今あげた人ももう現役ではないし（松坂はメジャーにいるので）。
オールスターを見ても何か華やかさが感じられないのも致し方ないのか。
日本人の野球選手で長嶋、王選手なみのヒーローといわれるような選手は、イチローだけかな。
しかしあいにくイチローは日本にはいない、それにメジャーからだからこそイチローは花開いたのだろうと思う。
いずれにしても遠い時代の話なのか・・・。
