khtatuのスポーツブログ

スポーツ観戦関連のブログです

ホリデーにっぽん「ひらがな詩人と苦労人力士」

http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070407/001/21-1505.html
障害を持ったひらがな詩人(知的障害もあるので漢字はかけないのか?)の栗栖晶さんと、元十両の力士だった琴冠佑さんの10年間にわたる交流の記録。琴冠佑さんは十両になるまで89場所かかったという(当時のスロー出世№1)。40歳まで現役を続けた。
栗栖晶さんは知的障害のほか四肢や内臓障害も抱えている。漢字はかけないが文章力があり、ひらがな詩人として本も出しているそうです。スロー出世の琴冠佑を応援し交友があり。お互いに手紙で励ましあってきたという。
番組では栗栖晶さんが親戚の結婚式に呼ばれないことを書いた手紙を見て、琴冠佑関が生きることは恥ずかしいことではないと励ましの手紙を書き、栗栖さんがそれを読むシーンがあり、泣けました。
琴冠佑関は優しい人。交友の長さで相手のことがわかっていて心から出た言葉でしょう。すばらしいです。

琴冠佑、引退は2006年9月場所でした、この場所限りで引退するつもりで有終の美を飾ろうとがんばっていましたが、取り組み中での張り手が原因で、かっとしてしまい取り組み後支度部屋で対戦相手を殴打する事件を起こしたため、場所中に即引退になってしまったそうです。これはちょっと残念です。